本質をテーマにした指輪|試作品

試作品0001

このジュエリーのテーマ 「本質」

人生でも、仕事でも「本質的なことは何か」を考えることは重要です。しかし、日々の生活に追われていると、問題の本質が何かを考えるのではなく、とりあえず何とかしようという逃げの姿勢になってしまいがち。しかし、そういうとりあえずの対応が、後々さらに大きな問題の原因となるのはよくあることです。

模様の中にある太陽と月は時間の経過を、木と花は場所の違いを、中央の十字はものごとの本質を現しています。時間が経過しても、場所が変わっても、変わらない「本質」を大切にしよう。そのようなメッセージを込めました。

こだわりポイント

ビジネスシーンでも、個性の表現が許されるそれほど堅くないシーンで使用することを想定してデザインしました。ビジネスシーンですので、基本の形は平甲丸とよばれるオーソドックスな形にしてきちんとしたイメージを演出し、透かしと呼ばれるすき間で繊細な模様を浮かび上がらせています。

基本の形は緩やかな平甲丸(板が膨らんだような丸みがある形)なので、引っかかることもなく仕事の邪魔になりません。透かし模様は複雑ですが、指輪の幅が4mmと狭いため、周りの人には「模様があるようだ」という程度にしか分からず、平甲丸の印象が強いでしょう。そのため、繊細な模様は着けている本人に向けられた秘かなメッセージと言えます。

指輪なので、目に近づければ模様がはっきり見えます。その模様も、すぐにそれとわかるリアルなものではなく、エッセンスが残る程度に抽象化していますので、ビジネスシーンでも違和感が少ないと思います。また、透かしを全面に入れていますので、その時の気分で見える模様を変えることもできます。

透かしが入った指輪の多くは、はっきりわかるように大き目の模様になっています。この指輪はあえて繊細な模様にしていますが、透かし模様は繊細になるほど作ることが難しくなります。しかし、CADを駆使し、かつ、高度なキャスト技術によってその難しさを克服しています。

元となったデザイン案

デザイン案[0002]のデザインを元としています。ただし、デザインパーツの配置を変えてシンメトリー性を高めています。