ようやく朝夕は涼しくなってきました。夏の薄着にはつけにくいブローチも、上着を着るようになればつけやすくなります。ブローチは、服に穴が開くからと気になさる方も多いのですが、印象マネージメントに非常に効果的なアイテムなので、ビジネスシーンで利用しないのはもったいない。
このコラムでは、ビジネスシーンにどうブローチを取り入れ、どう印象マネージメントに役立てるか、そのヒントをお伝えしたいと思います。
ブローチは服の上につけるので他のジュエリーと比べ面積が大きくても違和感がなく、体の正面につけるため、まず相手の目に入るアイテムの1つです。面積があるためデザインのバリエーションも多く、同じスーツでも相手に与える印象を変えることができます。
最近は男性政治家や経済人がスーツの襟にSDGsなどのピンバッジをつけている姿もよく見かけます。フラワーホールのあるスーツにピンバッジ状のブローチをつけるならば、服に穴が開くことを気にする必要もなく、ビジネスシーンにブローチを取り入れやすいのではないでしょうか。
セレモニー向き(「華やか・大胆」)というイメージも、ブローチが敬遠される理由の1つかもしれません。しかし、ビジネスシーンにふさわしいデザインのブローチを選ぶことで、より効果的な印象マネージメントができます。
例えば、当ショップでは、デザインのラインが直線的であるか・曲線的であるかを縦軸、装飾が複雑か・単純かを横軸にして、ジュエリーのイメージを5つのエリア(中央を1つのエリアとする)に分類して考えています。一般的なビジネスシーンでは、デザインスケール図の中央もしくは中央寄りの下方向がふさわしいでしょう。

さらに他のジュエリーアイテムとの組み合わせで、相手の記憶に残るような印象マネージメントも可能です。少し離れた場所ではブローチが目立ちますが、近くに寄るとピアスや指輪の細部が目に入ります。ピアスや指輪のテイストがブローチと同じであれば、繰り返し効果でより深く印象が残り、テイストが異なれば、小さな驚きと共に印象に残ります(ただし、バラバラな印象にならないよう注意しましょう)。
ブローチは、秋冬のダークカラーの装いに映えやすく、個性や品格をさりげなく表現できるアイテムです。目に入りやすいため相手の記憶に残りやすく、ご自身の存在やメッセージを印象づけるツールであり、さらには会話の糸口となる可能性も秘めた存在です。
たとえば初対面の場面などで、相手がブローチに目を留めて「素敵ですね」「そのデザインには何か意味があるのですか?」と話しかけてくることがあります。こうしたさりげない関心が、自然な会話の始まりとなり、場の雰囲気を和らげるきっかけになることもあるでしょう。
相手の記憶に残る印象マネージメントを行い、ブローチをビジネスに役立てはいかがでしょうか。
Another You は、ビジネスシーンにふさわしいジュエリーを製作・販売しております。また、日本ジュエリー協会認定ジュエリーコーディネーター在籍店であり、様々な業界のお客様とのビジネス経験がございます。確かな知識と豊富なビジネス経験にもとづいて製作・販売している Another You のジュエリーを是非ご覧ください。 Another You の「特長・サービス」を見る
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