ジュエリーまめ知識

ジュエリーのお手入れ(1)

ビジネスシーンで着用するジュエリーは、『上質』『知的』『洗練』といった印象マネージメントに役立ちます。しかし、ジュエリーが汚れたりくすんだりしていては逆効果です。そこで2回に分けてジュエリーのお手入れ方法についてお伝えします。1回目は、貴金属(地金)のみのジュエリーのお手入れ方法です。

ュエリーのお手入れの基本は、つけ終わって外したときに、すぐに汚れのない乾いた柔らかい布でやさしく拭くことです。柔らかい布にはポリエステルやナイロン製のメガネ拭きクロスやガーゼなどが該当しますが、天然のセーム革(車の手入れ用の人工セーム革は不可)もおすすめです。ティッシュペーパーは思った以上に硬いので、使用は避けましょう。
 
ジュエリー用として販売されている布には「研磨剤」を含ませているものがあるので、注意が必要です。 研磨剤は、めっきや柔らかい貴金属にダメージを与えます。ロジウムめっき(コーティング)されているホワイトゴールドや、柔らかいプラチナやシルバーへの使用は避けましょう。研磨剤は鏡面に近づけるために使用するものですから、鏡面以外の表面処理(つや消しなど)を施してあるジュエリーに使用すると、せっかくの表面処理が弱くなってしまうことがあります。研磨剤で傷つく宝石もあります。研磨剤入りの布は、ジュエリーの作りに詳しい上級者向きのお手入れツールです。
 
地金のみのジュエリー
いた柔らかい布でお手入れしていても、次第に汚れが気になってくることがあります。そのような場合、地金のみでできたジュエリーの場合、中性洗剤(食器用洗剤など)を少量溶かしたぬるめのお湯で洗うとよいでしょう。細かいところの汚れが気になる場合、柔らかいブラシや筆などでやさしく洗ってください。水できれいにゆすぎ、乾いた柔らかい布でしっかり水けをとることも忘れないようにしましょう。
歯ブラシは、硬さによってはプラチナやシルバーに細かい傷をつけてしまうことがあります。プラチナは硬いというイメージをお持ちの方も多いようですが、一般的なプラチナはゴールドよりも柔らかく、硬いというより粘るというイメージです。粘る性質のため宝石を留める小さな爪が折れにくいのですが、このことが硬いという誤ったイメージに結びついたのかもしれません。
 
手入れに迷った場合は、購入したジュエリーショップに確かめるとよいでしょう。お手入れの行き届いたジュエリーは、余裕のある対応や丁寧な仕事ぶりを連想させます。ジュエリーでビジネスシーンにふさわしい印象マネージメントをしてみませんか。
 
次回は宝石のついたジュエリーのお手入れについてお伝えします。
 
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